東京農工大学に在学中の皆さん、こんにちは。学生会執行部の松長です。
今回は皆さん大好きサークル棟のお話。雑多なものの置かれた部室は秘密基地みたいでワクワクしますよね。しかし自分はあえて、そんな部室の平和がいかに頼りない薄氷の上に成り立っているかをお示ししましょう。
これを読めばあなたも、恐怖のどん底に突き落とされること間違いなし!
サークル棟とは?
サークル棟は農学部の一角に佇む施設。正確な名を「課外活動共用施設」と言うそうな。
文化系のサークルを中心に、数多くの団体がこの建物を根城にしています。
治外法権な血湧き肉躍る荒廃っぷりが何よりの売りとなっています。
いざ侵入
この建物への侵入がいかに容易いか、実証していきましょう!
サークル棟の鍵はこのようにパイプにくくりつけられているだけです。
なんというざるセキュリティ。アルソックも匙を投げるレベルの不用心。
団体によってはステンレス丸リングで留めているだけなので、暗証番号が分からずとも簡単に外せちゃう。
一度ギャングの手に鍵が渡ったが最後。手当たりしだいに鍵を試して、あっという間に部室が発見されてしまいます。
粗相コレクション
やつらに部室への侵入を許したが最期。あの手この手で部室は荒らされてしまうことでしょう。
「部室なんてもともと荒れているではないか」なんてただの詭弁。これより世にも恐ろしき部室荒らしのテクニックをご覧に入れましょう。
①罠を仕掛ける
「ドアを開けたら絵の具の入ったコップが上から降ってくる」。それぐらいのちょっとした罠なら、簡単に張れてしまうのです。
こんな風に。今どき小学生でもやらないような古典的な罠です。それでも食らった者への精神的なダメージは甚大なものになることでしょう。
そして、この罠を食らったものには追撃も用意されています。
②ネタバレを仕込む
絵の具を頭から食らった者は必ずや後ろを振り向くことでしょう。
その視界には役目を終えたカッターナイフと、ひとひらのネタバレが飛び込んできます。
今回はデモンストレーションとして古風なネットスラングネタバレをご用意しました。使い古されすぎて何も切れないレベルに刃こぼれしたハサミのごとし。
しかし、やつらは必ずやエヴァやチェーンソーマン、呪術廻戦あたりを履修した上であなたに絶望をつきつけることでしょう。
③差し入れを置く
身も心もボロボロになったあなたのために、ちゃんとオアシスも用意されています。
みんな大好きドーナツポップ!
でもちょっと待って。
後日、差し入れてくれた部員にお礼を言おうとするも、誰が置いたか一向に特定できない。仕方なくOBOGに探りを入れるも手応えはなし。
じゃあ誰だよ……?
もう食べちゃったよ……?
遅効性の恐怖がじわじわと貴方を支配していきます。
ここに挙げた部室荒らしはただの例にすぎません。本物のギャングは窃盗とかのベタな荒らしも行うかもしれません。
対策
私たち学生も、黙ってやられるわけにはいきません。
対策を講じなければ。
①ダミーの設置
そもそも全ての鍵がどれかの部室につながっているから、手当り次第に試せば侵入できてしまうのです。
その前提を覆せば、やつらも諦めて退散することでしょう。
こんな風に!
これだけたくさんあれば、大丈夫。ギャングにどれが本物の鍵かなんて見分けがつかない。
僕たちにもね!!!
②キーボックスの利用
そこで提案したいのがキーボックスの設置です。
部室棟の壁にはこのようにスペースが余っています。ここに、キーボックスを設置するのです。キーボックスにピンとこない方は以下のリンクをご覧ください。https://www.keiden-jp.com/neo/index.html
キーボックスの設置により、以下のメリットが考えられます。
- セキュリティの向上:この記事で訴えかけ続けた「凶悪なギャング」の手に怯えずに済む、安心安全なサークル棟になります。
- 鍵の管理の簡易化:今ある数だけでも、チェーンロックが知恵の輪みたいに絡まりあっていますでしょ?キーボックスにすればそんなイライラも解消されます。
- 部室へのアクセスの向上:主に体育館や武道場を利用している皆様。活動後の片付けの際に反対側まで鍵を取りに行かなくちゃいけないのって、なにげに手間ですよね?
――「セキュリティの向上」以外こじつけな気がしないでもない。
まとめ
この記事では
- 今のサークル棟のセキュリティがいかに脆弱か
- 部室に侵入されたら何が起きるか
- セキュリティ向上のために何ができるか
を訴えさせてもらいました。
現在、学生会執行部では「サークル棟へのキーボックスの設置」を考えています。たまにではありますが窃盗事件も現実に起きており、セキュリティ改善の必要を感じるためです。もちろん、設置のための費用は我々が負担します。
賛成・反対など何かご意見がありましたら、この記事のコメント欄や以下のフォームへお気軽に記入してください。
https://forms.gle/xFg7DYpugm5cDWwQ9※こちらのフォームへの回答は学籍アカウントへのログインが必要となります。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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